AI・自動化

AIが営業する時代に、人間の営業は何をすればいいのか

AIエージェントが商談のアポを取り、提案書を作る時代が来ています。人間の営業はいらなくなるのか?答えはNoです。ただし、役割は確実に変わります。

Tufe Company·AI Division2026年2月10日10分で読める

営業の仕事がAIに奪われる、は半分だけ正しい

「AIに仕事を奪われる」系の話はもう聞き飽きたと思います。でもこの話、営業職に関してはちょっと事情が違うんです。

なぜかというと、営業の仕事の一部は、すでにAIのほうが上手くやれるから

たとえば、Webサイトに来た見込み客に24時間チャットで対応して、ニーズをヒアリングして、提案書のドラフトを作って、アポの日程を提案する。これ、人間がやると1件あたり30分〜1時間かかります。AIなら5分で終わる。しかも24時間、土日も。

じゃあ営業はいらなくなるのか。いいえ。AIが得意なのは「量」と「速度」で、人間が得意なのは「信頼関係」と「判断」。この棲み分けを理解できた会社だけが、次の5年で伸びます。

0時間
AIエージェントの 対応可能時間
0分以内
初回対応の 完了スピード
0
AIの最初の レスポンス時間

AIエージェント営業とは何か

最近よく聞く「AIエージェント営業」は、従来のチャットボットとは別物です。

チャットボットは決められたシナリオ通りにしか返答できない。「料金を教えてください」と聞いたら料金を返す。それだけ。

AIエージェントは違います。相手の文脈を理解して、自分で判断して、次のアクションを実行する

Chatbot vs AI Agent

従来のチャットボット

シナリオベース

決められたシナリオ通りに返答
「料金は?」→ 料金を返す、以上
想定外の質問には対応不可
自分で判断・実行はできない

「でもAIに営業されたら嫌じゃない?」

この疑問、よく聞かれます。答えは意外かもしれませんが、多くの見込み客はAIだと気づいていないか、気にしていない

なぜか。理由は2つあります。

1つ目は、回答の質が高いから。「AI感」が出るのは、テンプレ的な返答しかできないときです。文脈を理解して的確な提案を返すAIに対して、不満を持つ人は少ない。

2つ目は、レスポンスが早いから。人間の営業が翌営業日に「お問い合わせありがとうございます」と返すより、30秒後にAIが具体的な提案を返すほうが、ユーザー体験として圧倒的にいい。

もちろん、「人間と話したい」というリクエストには即座に人間にバトンタッチする。AIエージェントは人間の営業を「置き換える」のではなく「前さばきする」のが正しい使い方です。

中小企業にこそ刺さる理由

大企業は営業チームが20人、30人いる。だからカバー範囲が広い。

中小企業は営業が2〜3人、あるいは社長が兼任しているケースも珍しくない。日中は既存客の対応に追われて、新規のリード対応は後回しになりがち。夜や土日のお問い合わせは月曜まで放置。

その結果、見込み客の熱が冷めてから初回連絡するという最悪のパターンが繰り返される。

AIエージェント営業は、ここを埋めてくれます。

Impact Comparison
営業時間外の問い合わせ
翌営業日に対応
即時対応
リードの一次対応
1件30分〜1時間
5分以内に自動完了
ヒアリング品質
担当者による差
常に一定の品質
提案書作成
半日〜1日
リアルタイムで生成
対応件数の上限
月20〜30件が限界
制限なし
人間だけAI導入後

人間の営業がやるべきことは変わる

AIが前さばきを担当するようになると、人間の営業に求められる仕事は明確にシフトします。

Role Division

AIが得意なこと

量・速度・一貫性

初回のお問い合わせ対応
定型的なヒアリング
提案書テンプレート作成
日程調整のやり取り
見込み客の温度感チェック

人間にしかできないこと

信頼・判断・関係構築

信頼関係の構築
複雑な交渉・カスタマイズ調整
紹介・口コミの獲得
戦略的な判断(リソース配分)
顧客の感情への共感

つまり、営業の仕事は「作業」から「判断と関係構築」に純粋化される。これは営業にとって本来やりたかった仕事のはず。

導入のハードル、正直に言う

いいことばかり書いても信用されないので、現実も書きます。

AIエージェントは万能ではない。特に以下のケースでは、まだ人間の営業に分がある。

  • 業界の慣習が独特 — 暗黙のルールが多い業界では、AIの回答が的外れになることがある
  • 信頼が全てのBtoB大型案件 — 数千万円の案件に対して、AIの初回対応だけでは不安に思うクライアントもいる
  • 学習データの蓄積が必要 — 導入直後は回答精度が低い。自社のFAQやトーク例をしっかり学習させる必要がある

これらを理解した上で、まずは「サイトからの問い合わせ対応」という一点に絞って導入するのがおすすめ。全営業プロセスをいきなりAI化するのではなく、入口だけ任せてみる。

AIエージェント営業 導入チェックリスト
0 / 5 完了

営業の未来は「人間×AI」のハイブリッド

AIが営業を完全に代替する世界は来ないと私たちは考えています。でも、「AIを使わない営業」が不利になる世界はもう来ています。

AIエージェントが初回対応と前さばきを担当し、人間の営業が関係構築と成約に集中する。この組み合わせが、これからの営業チームの標準形になるでしょう。

早く始めた会社ほどAIの学習データが蓄積されるので、精度が上がって競合との差が開きます。逆に遅れるほど追いつくのが大変になる。

Tufe Companyでは「Tufe Agentic Sales」というAIエージェント営業サービスを提供しています。サイトに来た見込み客のヒアリングから提案書生成、アポ取りまでAIが自動で行います。まずはトップページのチャットで体験してみてください。

AIエージェント営業自動化インサイドセールス中小企業営業DX
Next Step

AI × 自動化で、ビジネスを加速させませんか?

Tufe Companyは、AI・SEO・Web制作を通じて中小企業のデジタル集客と業務効率化を支援します。

Related Articles