15秒の動画が、月の売上を変えることがある
嘘みたいな話をします。
ある地方のパン屋さんが、仕込みの様子を15秒のTikTokで投稿したら、1週間で20万回再生されて、翌月の売上が1.5倍になった。広告費ゼロ。スマホ1台で撮った動画。
「うちは映える商品じゃないし」「動画なんて作ったことないし」。そう思う気持ちはわかります。でも、ショート動画マーケティングの本質は「映え」ではありません。
知らない会社を、15秒で「気になる会社」に変える。これがショート動画の力です。
なぜ今、ショート動画なのか
テキストを読まない人が増えた
これは批判ではなく事実として。2026年現在、15〜34歳の情報収集手段の1位はショート動画プラットフォームです。Googleで検索するよりTikTokで検索するほうが多い世代が、消費の中心になっています。
35歳以上でも、Instagram ReelsやYouTube Shortsの視聴時間は年々伸びています。ブログを書いても読まれない層に、ショート動画なら届く。
アルゴリズムがフォロワー数を無視する
これがショート動画の一番おいしいところ。TikTokもReelsも、フォロワーが0人でもバズる可能性がある。
通常のSNS投稿はフォロワーのタイムラインに流れるだけ。でもショート動画は「おすすめ」に表示されるので、フォロワーゼロの新規アカウントでも何万人にリーチできる。
つまり、大企業と同じ土俵で戦える。知名度もフォロワー数も関係ない。コンテンツの質だけが勝負。中小企業にとって、これほど公平な広告チャネルは他にありません。
TikTok
15〜34歳中心
アルゴリズムの発見力
トレンド系・裏側系
Instagram Reels
20〜40歳
既存フォロワーへの訴求
ビジュアル系・ブランディング
YouTube Shorts
幅広い年齢層
検索からの流入
How-to系・専門知識
中小企業がやりがちな失敗3つ
先に失敗パターンを潰しておきます。
AIで動画制作を効率化する
「週3〜5本投稿しろと言われても、そんな時間ない」。
そうですよね。ここでAIの出番です。
CapCut × AI で動画を量産する
CapCut(キャップカット)というアプリにはAI機能が搭載されていて、以下のことが自動でできます。
- 字幕の自動生成 — 動画をアップロードするだけで、日本語字幕が自動で付く
- BGMの自動選定 — 動画の雰囲気に合った音楽を提案
- 動画の自動編集 — 長い素材から「映える部分」を自動で切り出し
撮影10分 + 編集15分 = 25分で1本完成
撮影(10分)
スマホで仕事風景を撮る。見栄えは気にしない
CapCutに読み込み(1分)
アプリを開いて動画を選択
AI字幕生成(2分)
CapCutのAIが日本語字幕を自動生成
BGM選定(2分)
AIが動画の雰囲気に合った音楽を提案
投稿(5分)
ハッシュタグ3〜5個つけて投稿。説明文は短く
AI動画生成ツールで素材を作る
撮影する素材がない場合は、AIで動画素材そのものを生成する方法もあります。テキストや画像から短い動画クリップを自動生成するツールが、2026年はかなり実用レベルになりました。
たとえばサービスの説明動画。スライドを用意してAIにナレーションと動きをつけてもらえば、撮影なしでショート動画が作れる。
業種別のコンテンツアイデア
「うちの業種でショート動画って何を撮ればいいの?」。よく聞かれるので、実例をまとめておきます。
飲食店
美容院
士業
医療機関
EC
Web制作
投稿を始めるまでの最短ルート
あれこれ考えるより、まず1本投稿してしまったほうが早い。以下の手順で、今日中に1本目を出せます。
ステップ1 — スマホを取り出す。仕事中の風景を15秒撮る。見栄えは気にしない。
ステップ2 — CapCutを開いて、撮った動画を読み込む。字幕を自動生成する。BGMを選ぶ。
ステップ3 — TikTokかInstagramに投稿する。ハッシュタグは関連するものを3〜5個。説明文は短く。
ステップ4 — 翌日も同じことをやる。これを2週間続ける。
2週間後にデータを見てください。どの動画が伸びて、どの動画が伸びなかったか。パターンが見えてきたら、伸びた方向に寄せていく。これがショート動画マーケティングの正しい始め方です。
SNS運用を「続ける」仕組みを作る
一番の課題は継続です。最初は気合で投稿できても、本業が忙しくなると止まる。ほぼ全ての中小企業がこのパターンに陥ります。
解決策は、SNS投稿を「業務」としてスケジュールに組み込むこと。「空いた時間にやる」だと確実に止まります。
さらに踏み込むなら、投稿のスケジュール管理と自動投稿を仕組み化する。コンテンツを週末にまとめて作って、平日に自動で投稿されるようにセットしておく。n8nやZapierを使えばこの自動化は簡単です。
Tufe CompanyではCapCut×AIを活用したショート動画制作とSNS運用を一括でサポートしています。「自分でやるのは無理だけど外注するほどの予算もない」という方も、まずは相談してみてください。