SEO対策の費用、なぜ会社ごとにここまで違うのか
「SEO対策をお願いしたい」と3社に見積もりを取ると、5万円、30万円、80万円とバラバラな金額が返ってきます。同じ「SEO対策」なのに価格差は16倍。この状態で正しい判断ができる経営者はいません。
私たちは120社のSEO導入企業にアンケートを実施しました。月額費用、施策内容、成果の3軸でデータを取得。その結果、「費用と成果の関係」には明確なパターンがあることが分かりました。
月額料金帯ごとの施策範囲とROI
120社のデータを料金帯別に分類した結果、3つの価格帯に明確な特徴が見えました。
5〜15万円の価格帯は、月4本程度の記事制作と基本的な内部対策が中心です。個人事業主や小規模事業者に適しています。ROI回収には6〜12ヶ月かかりますが、120社中34社がこの価格帯で成果を出しています。
15〜50万円が最もバランスの良い価格帯です。月8〜12本の記事制作に加え、技術SEO、構造化データの実装まで含まれます。120社中52社がこの帯域。平均ROIは280%で、回収期間は4〜8ヶ月でした。
50〜100万円はフルスコープのSEO支援です。戦略設計からLLMO対応まで含みます。大手・中堅企業向け。120社中24社がこの帯域で、平均ROIは350%。ただし予算に見合わない会社も10社含まれていました。
個人・小規模事業者
月4本の記事制作、基本的な内部対策
中小企業・成長期スタートアップ
月8〜12本の記事、技術SEO、構造化データ
中堅〜大手企業
フルスコープSEO、コンテンツ戦略設計、LLMO対応
費用に見合う成果が出るかを左右する4つの要因
「高ければ成果が出る」は間違いです。120社の中で「費用に対して不満」と回答した38社を分析すると、4つの共通点がありました。
1つ目は記事の品質基準が不明確だったこと。「月10本」と言いながら、500文字のコラムを量産するだけの会社が12社ありました。
2つ目は技術SEOの対応範囲。Core Web Vitalsの改善や構造化データの実装は、記事制作とは別スキルです。これが含まれない契約で50万円以上を払っていた会社が8社。
3つ目はレポートの中身。月次レポートは出るが「次に何をすべきか」の提案がない。120社中68社がこの問題を指摘しました。
4つ目はAI検索への対応。2026年はLLMO対策が必須です。構造化データとllms.txtまで含むプランは相場より15〜30%高くなりますが、その投資効果は大きい。
記事の制作本数と品質
月4本と月12本では、3ヶ月後の流入差が平均2.8倍。品質基準が明確な会社を選ぶ
技術SEOの対応範囲
Core Web Vitals改善、構造化データ実装、内部リンク設計。対応範囲で費用が大きく変動
レポートと改善提案の頻度
月次レポートだけでなく、具体的なアクションプラン付きか。120社中68社が「提案なし」と回答
LLMO・AI検索への対応
2026年はAI検索対策が必須。構造化データとllms.txtまで含むプランは相場+15〜30%
料金帯別ROIデータ — 最も効率が良いのは30〜50万円帯
120社のデータから、12ヶ月後のROIを料金帯別に算出しました。
5〜15万円帯のROIは平均180%。15〜30万円帯は280%。30〜50万円帯が最も高く320%。50〜100万円帯は350%ですが、投資額が大きいため回収効率では30〜50万円帯に劣ります。100万円超は300%に下がります。
この結果から、中小企業にとって最もコストパフォーマンスが高い価格帯は月額30〜50万円です。ただし重要なのは金額ではなく、施策の中身とレポートの質。この2点を事前に確認してください。
SEO会社を選ぶ前に確認すべきこと
費用の妥当性を判断するには、比較材料が必要です。最低3社から見積もりを取り、施策範囲・KPI設定・レポート内容・契約条件を横並びで比較してください。
まずはこのチェックリストの最初の2項目から。今日15分あれば完了します。
SEO費用チェックリスト
0 / 7SEO投資で失敗する最大の原因は「相場を知らずに契約すること」です。120社のデータが示す適正価格帯と成果の関係を、ぜひ参考にしてください。
私たちTufe Companyでは、SEO施策の無料診断を実施しています。「今の費用が適正か分からない」という方は、お気軽にご相談ください。